双極性障害のわずらわしさ

お越しいただきありがとうございます。

先日のブログで

と書きましたが、あれからずーっと落ちたままです。

会社も休んでしまったりしています。

今は少し調子がいいのでブログ書いています。

僕は双極性障害という脳の病気なのですが、これが本当に厄介な病気なのです。

正確に言うと双極性障害2型という診断をされてまして、どういう病気かというと、数ヶ月から半年単位でうつ状態と躁の状態を繰り返すという病気です。

1型になるとうつ状態と激しい躁状態を繰り返します。

激しい躁状態とは人に対して攻撃的になったり、借金してまで高いものを買いまくったり、性的逸脱といった自分にも他人にも実害があるのですが、2型はそこまで激しい躁にはならないとされています。

２型の躁状態は、「今日は気分がいいな～」とか行動的になるとかそのくらい止まりです。

僕の場合ですが、ラピッドサイクラー型と言われるもので、１ヶ月から数週間、ひどい時だと数日単位で躁と鬱を繰り返します。

「気分がいい」から「何もしたくない」への落差をかなりの頻度で味わうことになるので、だんだん卑屈になってきますね（笑）

「ああ～、自分は何にもできないやつなんだ～」

とか

「多少うまく行っていても、必ず落ちる時が来る・・」

と新しいことに踏み出すことをためらってしまったりもします。

ただ、この病気になって良かったなと思うこともたくさんあります。

「世の中にはどう頑張ってもどうにもならないことがある」

と悟ったおかげで、心が穏やかになった気がします。

以前の僕は結構攻撃的な人間だったのですが、それもすっかりなくなりました。

イライラすることもほとんどありません。

うつ期に入ったとしても「しかたない、寝てればそのうち上がってくる」と思うようにしています。

そして、もう一つ良かったと思っているのが、この病気にかかったことで出世レースから外れたこと。

これも気が楽になりましたね。

もうゴールも見えているし、５５歳で居酒屋をやるという目標があるので、社内で余計なリソースを使わなくて良くなりました。とても楽な立場で仕事をさせてもらってます。

ということで

まあええか

しゃあない

なんとかなる

精神で、気持ちが上がってくるのをゆるゆると待ちたいと思います。

ではでは。